箱庭療法



今日はアイデアヒューマンサポートアカデミーで、箱庭療法を受けた。

このアカデミーが運営するココロゴトサロンでは、カウンセリングやクレヨンセラピー、写真セラピーなどの方法で心を知るセラピーがおこなわれている。私も最近なんだかすっきりしないので、ここのセラピーを試してみることにした。

砂の入った箱の中を、私の好きな世界を作り上げて良い、という。 入り口付近には棚があり、いろんな人形やオブジェがあって、私は選んできたものを思うままに並べてみた。

たくさんの食べ物と植物。中央のテーブルにはお菓子、それを皆に配る人、そばに腰掛ける子供、影で見守るマリア様。花に囲まれた教会。海からやってくる魚たち。砂の中に一つ、一つとオブジェを置いていくうちに、いろいろ浮かんできて、なかなかハッピーな世界が出来上がった。

なんだか涙が出てしまった。

私はこんな風に、すべてがあって、守られていて、愛に満ちた、平和な世界に住みたいと思っていたのだ。

カウンセラーさんは、海の右側の珊瑚を見て、「これは何?」と質問した

「海は、弱肉強食の厳しい世界です。サンゴは小さな魚が外敵から身を隠すところです。」

「海から魚が来ているけど、いろいろなところから来てるのね」

「はい、生き物って、自分にとって良い場所は直感でわかるみたいじゃないですか。だから彼らも、自分の感覚で、ここを探し当ててきたのです」


カウンセラーさんは海の左側のドラゴンについて聞いた。

「このドラゴンは危険な生き物ですが、陸側の人たちと仲良くなれるでしょうか」

私は、はい、なれます、と答えた。

「でも、ドラゴンは陸に上がってきても誰とも話さないでしょう。教会のそばの花畑で眠ります。とても疲れているので、10〜20年は起きないかもしれません。ドラゴンが目覚めたら、中央の子供が何か食べ物を持っていくかもしれません」

私はそう言って、ドラゴンを花畑の中に眠らせた。


それからカウンセラーさんは、私の作った箱庭の分析を始めた。

陸の部分は私の内的世界を表していて、誰かを助けたり奉仕したりしたいと願っているが、海の部分を見ると、私は「自分を守る力が弱い」という。


「あなたはきっとドラゴンのようにに暴れたかったようですが、それができなかったようですね。」

私はため息が出た。人生半ばを過ぎた、紛れもない真実だった。



「ではこの世界を元気にするようなオブジェを持ってきてください」

それはちょっと困った。私はこれで完結したつもりだったから。だけど、なんとか直感で選んだものが、金の星と青い卵形のガラスのオブジェだった。

私は金の星を右奥のモミの木に吊るし、ガラスの青いオブジェは右側の植物達と一緒に置いた。

それらは少し、私の作った世界から浮いて見えた。


金の星は、私の目的がまだ曖昧なこと、何か決めるために期限が必要だという。青いガラスのオブジェは、これから何が必要か、これからどうすればいいかを冷静さを持って見つめる必要がある、とということだそうだ。


いろいろ言われた後だったが、私は満足だった。だって私の世界は楽園なのだ。全てがあり、平和で、暖かな場所。外からいろんなもの達が訪れ、私は彼らに必要なものを分け与える。相手がドラゴンだろうと、恐ることはない。だってそれは、神の意思に基づいているのだから。


そしてそれを成し遂げるのに必要なのは、感情ではなく、知恵と理性であることも。


ココロゴトサロン

https://www.idear.co.jp/cocorogoto/

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