栄枯盛衰

最終更新: 3月16日




長い間トップアイドルのメンバーとして活動してきた中居正広がジャニーズ事務所を退所する。また、人気グループTOKIOの長瀬智也も退所の意向があるという。

昨年はジャニー喜多川社長が死去し、若い元アイドルが社長となった。近年事務所内で人気アイドルグループの解散や敏腕マネージャーの退所など様々なトラブルも相次いでおり、経営情勢も変わってきたのだろうか。 かつて絶対的権威を持っていたジャニーズ事務所も最近はドラマで主役をやる俳優は少なくなってきた。事務所から独立していった人気アイドルも最近テレビから消えつつある。

日本は今、コロナウイルスの報道で持ちきりだ。氾濫する情報は人々の不安を煽り、マスクが品切れとなり、人気歌手のコンサートが中止となり、飲食店の閉鎖、ついに公立小中学校の臨時休校まで発令された。政府も大胆な決断をしたものだ。さらにオリンピックの延期まで噂されているが、そんなことになったら、日本の経済は大打撃を受けるのではないか。しかし日本国民は、これほどまでに情報に敏感だっただろうか、と、驚いてしまう。 世の中は変わっていく。日本の社会も様々な国から影響を受けて脱皮と進化を始めている。うまくいっていた事がダメになり、新たな可能性が芽を出し始め、人々はできるだけ早くその芽を見つけて、育てようとしている。

今、私たちがやろうとしていることが、吉と出るか、凶と出るか、それはわからない。

最近Twitterデビューをした。しかし、使い方がわからないのでまだまだ勉強中だ。アーティストが画廊展示で作品を売るというスタイルはあまりにもコスパが悪いような気がしていて、しかし、今後生き延びていくためには、活動フィールドをワールドワイドに捉えていく必要性もあり、慎重に次の一手を探している。


誰もが、この速い時代の潮流の中、新しいビジネスのモデルを見つけ出そうと必死だ。

しかしそうやってできたビジネスモデルもステイブルなものではない。多分。

現代はスキルより感性が必要な時代だと言われているが、感性の仕事は寿命が短い。かつて鋭いセンスで時代に君臨していた人たちも、時代が変われば消えていった。 私たちが学生の頃は、新聞で斬新な作品を披露する広告クリエイターが憧れの的だった。ざっと30年前の話だ。当時活躍していたクリエイターは、過労がたたって早死していたり、別の事業に転向したり、大学で教鞭をとっている人もいる。何にせよ、才覚のある人たちは、形を変えても生き延びている。

何だろう、この虚無感は。インターネットを漁りながら、私は考えている。 必要なのは、技術の進化ではない。感性の進化だ。

Twitterでは堀江貴文が歯に衣着せぬ発言で時々物議を醸している。他人を罵倒し、彼は彼のやり方で、お金を稼ぐ方法、社会を良くする方法を説いている。 皆「あいつは頭がいいからできるんだ」などと言っているが、それは違うと思う。彼は、彼自身の仕事の目的を知っているのだ。これまで受刑者になっても、会社や持ち物を根こそぎ奪われても、再起復活できたのは、彼が仕事の目的を見失わなかったからだ。

近い将来、私は展示活動をいったん休止して別の勉強を始めようと思う。理由は、今の私の制作動機がマーケットに合っていないことと、社会への新しい視点を見つけ、活動の動機を再構築するためだ。 成長欲求は終わらない。海へ放り出されたら、泳がなければ死ぬように、人間は活動をやめたら、衰退するしかないのだ。



Graphics@TOMOMI SATO

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