私たちは止まってはいけない


毎朝9時、12時、15時に区役所からの「不要不急の外出をやめましょう」というアナウンスが街に響きわたる。それでも毎日感染者は増え続け、「三密(「密閉」「密集」「密接」の3要素」を守れなかった人の感染のニュースを聞くたび、人々は過剰反応している。政府は「買い物に毎日行くな」とか、「店を休業しないと名前を公表する」とか、少し異常な政策をとり始めた。

国民一斉休業。なんだかまるで戦時中のようだ。これで感染者は減るかもしれないが、経済は悪化し倒産する会社は急増するだろう。


コロナウイルス は、どこで感染するかわからないし、感染すれば死に至ることもある。しかし私たちがどんなに外出を自粛し消毒を徹底したとしても、確実に感染しないとはいいきれない。なぜなら、「生活」を止めることはできないからだ。


日本は緊急事態宣言を出すのが他国より遅れた。でも政府が発令を迷っていたのは理解できる。もし休業を要請した場合、社会保障のための財源が充分に取れないことを懸念していたのだと思う。コロナが流行る前からも、日本の未来は経済的に危ぶまれていた。いろいろな政策を試みながら蓄えを少しずつ増やそうとしていた所だった。


感染者が増え始めた頃から「早く緊急事態宣言を出すように」と医療関係者は言っていた。オーバーシュートしたら医療崩壊になりかねないからだ。それもわかる。でも「人の命より経済が大事なのか」と批判するのは、ちょっと短絡的すぎないか。

国民一斉休業して、コロナウイルス から助かったとしても、未来を生き抜く財源がなくなってしまったら、未来は死んだも同然だ。命と経済は切ってもれない関係にあるのだ。

私はマスクをして会社へ行っている。コロナが怖くないわけではないが、稼がなければ生活できないからだ。会社はすでに感染予防対策として、マスク着用と手の消毒を義務付け、席と席の間にパーテーションを入れていた。それでも休んでいる人は多く、一人の仕事量がめちゃくちゃ増えている。今日も私はヘトヘトに疲れて帰ってきた。でも、いつものように夕方は食事を作り、夜は記事を書き、絵を描き、プロモーションビデオを作っては、インターネットで発信している。 私は社会が総自粛しても、人生の自粛はしない。自粛して時間を無駄にするくらいなら、知識を蓄え、創作活動で価値あるものを発掘して社会へ発信したい。できる仕事を少しずつ重ねていけば、未来は必ず創られていく。

コロナとの戦いに勝つ切り札があるとすれば、治療薬の開発だろう。アビガンの効果は少なからずあると聞いた。ワクチンを開発するのに1年はかかるというが、今ある治療薬をもっと世界に浸透させて、感染者を少しでも減らすことができれば、勝利は近い。その日まで、私たちは止まってはいけない。萎縮していたら、この戦いに負けるだけだ。勝つには、進むしかないのだ。


絵:ウジェーヌ・ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」1830年

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