パンデミックの春


日本は一時のパニックから少し落ち着いてきたかな。マスクは相変わらず品切れだけど、トイレットペーパーは買えるようになってきた。

しかし、相変わらずコロナウイルスの感染者は増えている。東京の感染者は100人を突破した。昨日は新宿へ出掛けたが、電車の中も、街も、人混みとまではいかなくても、相変わらず人は多かった。それもそうだ。自粛してばかりでは生きていけない。 


パンデミックで世界的に大混乱だ。特にヨーロッパの感染被害は深刻だ。すべてのイベントは中止、外出さえできない状況で、コロナウイルス感染者も医者から診察を拒否され死に至るという悲惨なニュースを聞いた。

私が楽しみにしていた展覧会は2つキャンセルになり主催者側も落胆している。感染被害はもとより、経済的打撃は深刻だ。このまま、いろんなイベントや娯楽施設が、営業をストップし続けていたら、間違いなく経済は破綻する。


日本でも、オリンピックが延期だとか、中止だとかいう話もあるが、中止の場合は払い戻し不可だそうだ。経済を盛り上げるためのオリンピックが、真逆の結果をもたらそうとは誰も思ってもいなかっただろう。


でも、止まっているばかりでは、状況は一向に良くならない。


私の知っているイタリアのキュレーターは兼ねてから計画していたベネチアでの展覧会を5月に決行する。かなりの勇気だろうなと思う。


このパンデミック。世界は何か見えない力に試されているような気がする。国家は自国の利益や安全だけ考えていたら、この大混乱から抜け出せない。コロナウイルスの発生地中国は、「我が国のピークはすぎた」と笑っている場合ではない。この世界的被害の責任をどう取るのか。中国人のみならず、日本人も含めたアジア人は、欧米でコロナヘイトの標的にされてしまっている。


オリンピックは、日本の状況だけを見て判断できるわけではない。他の国も足並み揃えて回復しなければ実現しない。オリンピックが開催されなければ日本の大損害は必至だ。日本政府が力を尽くしてきた経済政策は水の泡だ。

このまま自粛し続けてどうするのか。気力も体力も減少するばかりだ。オリンピックのために練習を重ねてきた世界中の選手たちのためにも、オリンピック開催は実現させたい。



今日は暖かい日だった。

春はすでに訪れている。普段着ているスライバーコートも少し汗ばむくらいだ。


そうだ。浅草へ行こう。隅田川沿いはちょうど桜が咲き始める頃だ。

コロナウイルスでうつ病になるよりも、美しい桜で癒されたい。

華やかな仲見世を通り、どっしりとした赤い鳥居の奥にたおやかに佇む浅草の神様にお祈りしてこよう。

すべてが良い方法へ行きますように。





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