コロナウイルス




今朝「全国公立小中高校の一斉臨時休校」という異常なニュースを聞いて、日中は苛立っていた。

会社の帰りに、切れそうになっていたサランラップを買おうと薬屋に寄ったら、いつも山盛りになっているトイレットペーパーとキッチンペーパーが棚からきれいに消えていた。嫌な予感がして、近所のスーパーや薬屋を何軒か廻ってみたら、どこも同じ状況だった。

家に帰ってすぐに棚を開け、トイレットペーパーの在庫を確認してみた。4ロールしかない。


腹が立ってきた。一体誰が買い占めたのだ。

どうやらラインで、「トイレットペーパーなどの紙類は中国で作られているので、しばらく買えなくなる」というデマが流れたらしい。

私はインターネットでトイレットペーパーを探してみた。4,000〜10,000円と、とんでもない値段で売られている。


あとで日本の大手製紙会社が宣言したらしい。「トイレットペーパーは日本で製造されており、品切れになることはありません。皆さん冷静な行動をとってください」

本当に、日本はパニック状態だ。あの東日本大震災の時と同じだ。水が足らなくなるとという情報が拡散され、スーパーというスーパーからミネラルウォーターのペットボトルが消えた。しかしその後水が足らなくなるということはなく、買いためた水を消化するのが大変だった。


夜、夫が帰ってきて、本日のトイレットペーパーのことを話したら、夫も危機感に駆られた顔をして、「明朝早く起きて、手分けして買いに行こう」と言う。

「全くみんな、馬鹿みたいね」

「みんな、そうなるんだよ」

まるで暴動に加担しているようなものだが、トイレットペーパーがないと困るので、私は渋々、早朝の買い出しを承諾した。


なんでこう、みんなで情報に振り回されるのだろう。

不謹慎かもしれないが、私はコロナウイルスそのものよりも、それに過剰反応して暴力的な行動をとる人たちの方が恐ろしい。

学校が3週間も臨時休業したら、親たちも子供の世話で大変だ。先生たちは年度内に学習計画を終わらせなくてはならないし、卒業式を楽しみにしていた子たちもいる。会社が営業停止になり、イベントが相次いでキャンセルになり、オリンピックまで中止になったら、どれだけの経済的損害が起こるだろう。散々努力してきた景気回復政策も無駄になる。


ネット上の妄想的書き込みは危険だ。拡散されれば、大衆の不安をますます煽り、暴動は拡大する。感染による死者が増えた場合、政府は総辞職に追い込まれることを危惧したのかもしれない。


明日は英会話のレッスンだ。コロナウイルスなど気にしていられない。地下鉄に乗って銀座へ行く。

そして来月は、新作のテクスチャを完成させ、心理学の学校説明を聞くために、渋谷へ出かける予定だ。


ちゃんとマスクして行きますよ。手の消毒しますよ。ご心配なく。




Graphics@TOMOMI SATO.


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